試験伐採 in 板取 R4/10/21

大きなエゴノキからパワーを受け取る一男さん

事前調査などで新田の森のエゴノキの資源量が少なくなっており、今後の収穫の不安が大きくなってきました。

「エゴノキが生えている」という情報を聞いて、以前実行委員メンバーで視察をしていた土地へ伺い、今回は地主様のご厚意に甘えてエゴノキを試験伐採させていただきました。

試験伐採した生木を人力で山から降ろします。

適寸のエゴノキを2本根本から切り、さらに半分に切って山から降ろしました。株からの今後の萌芽も定期的に観察していきます。生木は水分を含んで重いのですが、束ねた木の前部を持ち上げてソリのように引き摺ることで斜面を降りられました。昔の炭焼きのおじいちゃんたちはどのように木を下ろしていたのでしょうか…「生木を束ねて運ぶ結び方」を知っている方はぜひ教えてほしいです。

エゴノキの寸法と年輪を確認します

今回切らせていただいたエゴノキは適寸で10年以上の年輪があり、材料としては期待ができそうです。節がたくさんあることが懸念されますが、2年後に材料として使えるようになるまで結果はわかりません。エゴノキが群生している土地は貴重なので大変ありがたい試験伐採でした。

板取の地主様、一緒に山の案内をしてくださったK様、ありがとうございました。

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