ドローンの試験飛行を行いました

新田の森を飛ぶドローン

4月4日(金)、雪が解けた新田の森で、ドローンの試験飛行を行いました!

これからエゴノキを安定的に採取するためには、資源場所の調査が必要になります。しかし、人が実際に山を歩いてエゴノキを探すことは一苦労。

そこで、岐阜県立森林文化アカデミーの先生と生徒と一緒に、「ドローンの映像からエゴノキを探すことはできないか?」と考え、まずはこれまでの活動場所で、ドローンの試験飛行を行ってみることになりました。

伐採エリアの撮影
伐採エリアの撮影

まずは、昨年伐採したエリアを上空から撮影します。

このエリアに残っている背の高い木はエゴノキかリョウブとなっており、撮影した樹皮や枝ぶりなどから樹種が判定できるかを確認します。

林内に入っての撮影
林内に入っての撮影 木にひっかからないように注意します

また、今後の定点観測のため、林内のエゴノキも上空から撮影します。

ドローンで位置情報を取り、葉が茂る時期や花、紅葉の時期など、木の変化に合わせて今後撮影を行い、映像を確認していきます。

嬉しそうにドローンを持つアカデミー学生
嬉しそうにドローンを持つアカデミー学生

さらに、上空からの撮影だけではなく、撮影している風景を見ながら操作できるドローンを用いて林内の様子も撮影します。

エゴノキは高木にはならないため、撮影場所や時期は今後検討が必要になります。

エゴノキ資源量の調査
エゴノキ資源量の調査

今回は狭い範囲でしたが、やはり特定の樹種を探して林内を歩くのはとても大変ですし、持続的に使用できる資源量も限られます。

アカデミーという教育機関があることは美濃市の強み。便利なツールをうまく活用していく方法を一緒に探っていけたらと思います。

執筆:後藤里花(森林文化アカデミー卒業生、美濃市地域おこし協力隊員)

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です